自由について平和について
表現者たちがそれぞれに感じ、考え、行動し、
求めた繋がりの中から 自由と平和のための東京藝術大学有志の会が生まれました
最新のお知らせ
組曲「日本国憲法」ネット配信がスタートしました
お待たせしました。コロナで無観客上演となっていた《歌とお話でつづる 増補新版・組曲『日本国憲法』》(芸術と憲法を考える連続講座 vol.27)の映像が、YouTubeでご覧いただけます。パソコン、スマホ、ネット機能付きテレビなどからの視聴が可能です。自宅待機が求められ、ご家庭内で過ごす時間がふえる中で、音楽作品を通して憲法についてともに考えるひとときを、ぜひご家族ご一緒にもっていただけたらと思います。
1. 歌とお話 講座本編(1時間42分)
2. おしゃべりコーナー(56分)
◆YouTube動画はこちらから⇒
ネット環境をお持ちでない方のためにDVDの頒布を検討中ですが、まだ確定しておりません。販売が決まり、ご用意が出来次第、このニュースメールでお知らせさせていただきます。
以下に、プログラムノート、作品データなどを掲載します。ぜひお読み下さい。伊藤千尋さんご自身によるまとめ記事へのリンクもあります。
⇒ プログラムノート・作品データ
映像をご覧になっての感想など、事務局までメールでいただけましたら、関係者内で共有させていただきます(※一部、ホームページ等でもご紹介させていただく場合がございますので、なるべくお名前掲載の可否をお書き添えください)。
皆さま、ご家族ともどもに、どうぞ体調・感染防止・免疫力向上にくれぐれもご留意され、健やかにお過ごしくださいますように。
2020年3月31日
自由と平和のための東京藝術大学有志の会
事務局
メール: kenpou.geidai@gmail.com
組曲「日本国憲法」開催中止とネット配信のお知らせ
3月27日に東京藝大上野キャンパスで開催を予定していた「歌とお話でつづる 増補新版《組曲・日本国憲法》」(芸術と憲法を考える連続講座 vol.27)は、日本政府の初動対応失敗による新型コロナウィルス感染拡大の状況を踏まえ、藝大での開催は中止とし、後日改めまして、学外某所で収録した動画のネット配信をみなさまにご覧いただくことと致します。藝大にご来場いただいても参加いただけませんので、ご注意ください。※1
来場者の皆さんといっしょにていねいに作り上げてきたこの連続講座が、今回このようなかたちでの開催を余儀なくされたことは残念ですが、関係者一同、動画収録のためのステージ作りに、稽古も追い込みに入ってきているところです。配信をどうぞお楽しみに!※2
さる3月13日には国会で、新型コロナ特措法(新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案)が、じゅうぶんな審議も経ないまま、与党に加え一部野党までが賛成に加わり、提案からわずか3日でスピード成立してしまいました。これまでも憲法破壊の数々の法整備を、国民の批判に耳を貸さず強行してきた政府が、緊急事態宣言により国民の人権を広範に制限できる力をもつ時、どのような事態が起きてしまうのか、過去の歴史が語っています。その歯止めとなるしくみが、この法律には一切ありません。
この恐ろしい法律の成立とすれ違いに、私たちの連続講座はここでいったんひと区切りとなりますが、27回の講座を通じて学んだこと、築いたひとびととのつながりを力に、憲法と民主主義を守り活かす不断の努力を、みなさんとともに今後も続けていきたいと思います。
2020年3月17日
組曲・日本国憲法 講座関係者一同
《芸術と憲法を考える連続講座》事務局
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※1 東京藝大ではコロナ感染防止策として3月31日まで、全学生の登校禁止措置がとられています。
※2 配信は同時中継ではありません。収録のあと準備が整い次第、藝大有志の会ニュースメールでご案内するほか、当ホームページや、《芸術と憲法を考える連続講座》FBページ、オペラシアターこんにゃく座ホームページなどでも詳細な視聴方法をお知らせする予定です(3月末か4月初め頃となる見込み)。ネットにアクセスできない方のために、DVDの実費販売も現在検討中です。
※藝大有志の会ニュースメールへの登録を希望される方は、メールの件名を「ニュースメール登録希望」として、kenpou.geidai@gmail.com(川嶋)までご連絡ください。
《芸術と憲法を考える連続講座》ひとくぎりのお知らせ
首相が9条改憲のビデオメッセージを唐突に発表した2017年。近代の立憲主義にもとづく民主国家では、幾多の歴史的教訓のつみかさねの上に、国民が国家権力の暴走を許さないために定めている憲法を、しばられるべき国家権力の側が旗振り役となり改憲に突き進む事態に、私たちはぞっとする思いに駆られました。その国家権力=政府とは、他でもない、秘密保護法や安保法など戦前回帰とも批判される法律の数々を強引に押し通してきた政府であり、現在はモリカケや「桜を見る会」の問題で、公文書改竄・廃棄や税金私物化などを批判される政府でもあるからです。
日本国憲法のもとで生まれ、平和憲法を空気のように呼吸し生きてきた戦後世代の私たちですが、日々の暮らしや活動、いのちや人権に深くかかわる憲法を、学び、活かし、守り、発展させる不断の努力こそが必要であることを、今ほど痛切に実感する時代はかつてなかったでしょう。こうして2017年12月、作家の中島京子さん、神奈川新聞記者の田﨑基さんお二人の講師を迎え、東京藝大での連続講座第1回がスタートしたのです。
原則毎月開催、「表現の自由」のテーマを基軸に据え、学びと創造の場である藝大という場にふさわしい問題設定を志向しながら、最前線で活動するアーティストや、憲法研究者、戦前の治安維持法下の弾圧を経験したご老人などを講師にお招きし、学生にも一般市民にも開かれ、そして支えられる講座として回をかさねて、2年余りが経過しました。音楽学部楽理科には主催者として、日本ペンクラブには後援団体として強力に支えていただきつつ、藝大からこうした憲法講座を発信し得たことには大きな意義と、社会的にそれなりのインパクトもあったと思いますし、何より1回1回、講師の皆さん、市民・学生スタッフの皆さんとともに、心のこもった個性あふれる講座作りが出来たとも思っています。
さて多くのみなさんから支持され、物心両面でのご支援・ご声援をいただいてきたこの連続講座ですが、2020年3月の第27回講座をもちまして、いったんひとくぎりをつけることとなり、先日1月開催・平田オリザさん講師の講座会場で、発表させていただいたところです。憲法をめぐってはまだ予断を許さぬ情勢が続きますので、あくまでもこれは「ひとくぎり」で、第27回もあえて「最終回」とはうたっておりません。今後も折りを見て柔軟なフットワークで、次なる動きを模索していきます。
当面残る講座はあと2回。朝鮮半島の人々にも大きな被害と苦しみをもたらした戦前の軍国主義と治安維持法の歴史を振り返る第26回講座は、2月18日の「詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)-その時代と生涯と詩」。そして日本国憲法の意味を、世界の民主主義の歴史の中でとらえなおす第27回講座は、3月27日の「歌とお話でつづる 増補新版・組曲《日本国憲法》」。どちらも《芸術と憲法を考える連続講座》ならではの、渾身の企画となりますので、みなさまどうぞご期待ください。
2020年1月17日
芸術と憲法を考える連続講座 事務局
※写真: 冬の畑、ムラサキミズナはぐんぐん芽を伸ばし
国会の衆参両院で改憲勢力が3分の2以上を占め、本来であれば憲法に縛られるべき存在の政権が、改憲に向かい前のめりに進み始めている今、国民投票が発議されるのではないかとの危惧がいよいよ現実味を帯びています。
そこで藝大有志の会では、このたび《芸術と憲法を考える連続講座》をスタートし、地道な学習会を重ねていく運びとなりました。ちょっと大変かもですが、本気モードの月1回ペースで、多彩なアーティストや言論人、第一線の研究者等にご登壇頂く計画です。
※最新のラインナップ(2020年1月~3月)をお知らせするチラシが完成しました。チラシ画像ダウンロードページからダウンロードしてご覧ください!紙媒体のチラシ普及にご協力下さる方は、講座事務局までメールでご連絡ください。⇒ kenpou.geidai@gmail.com
※2月追加プログラム決定!映画《空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~》カン・ハヌル主演、イ・ジュニク監督、2016年/韓国。詳しくは最新のラインナップチラシをご覧ください。
●講座の案内、今後の企画予定等:→《芸術と憲法を考える連続講座》のページ
●講座準備編・講座報告等:→有志のブログのページ
●連続講座案内(PDFまたはJPGファイル)がお手元に届きます:→画像ダウンロードのページ
『安倍9条改憲NO!全国市民アクション』
署名や集会の情報を発信していきます!ネット署名もあります!各種共有ボタンで拡散を!
←画像クリックで公式サイトにジャンプします。
日本国憲法 第二章 第9条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
感謝を込めて
「Shall we 選挙?→10/22」最終報告
アートの力で人々を投票へといざなう《Shall we 選挙?⇒10・22》ポスター・アクション。9月29日にFBページで募集をスタートし、衆院選投票日前日の10月21日まで、計23日間という短い期間に集まった、切り口もさまざまな77点の素敵な作品(一部、去年作品からのリメーク含む)を、今回もWEBギャラリーからのシェア・拡散を通じ、多くの方々に見ていただくことが出来ました。アクションに参加・ご協力くださった皆さまに、心よりお礼申し上げます。
投票率は53.68%。過去最低だった前回衆院選に続く戦後2番目の低さとのことで、日本の民主政治に、また私たちの運動にとっても、重い課題が積み残される結果となりました。一方、18歳選挙権の制度がスタートして初めてのぞむ衆院選に、若者たちの手によるさまざまな取り組みもありました。選挙後の情勢はなお混沌をきわめ、ともすると無力感にとらわれがちにもなりますが、1粒の種でもいい、私たちの蒔いたこのアクションがいつか芽を吹き、民主主義の歴史という林のかたすみで、小さな木立となって風にそよぐ姿を思い描きつつ、私たちはこれからも表現し、声をあげることを続けていきたいと思います。
自由と平和のための東京藝術大学有志の会
《Shall We 選挙?》プロジェクト・チーム
イベント詳細は当ページ・Shall we 選挙?へ
東京新聞に掲載されました(2017年10月11日)
いよいよ衆院選が公示され、10月22日の投票日に向か
10月11日の東京新聞朝刊には、私たちのポスター・アクション
投票率アップに少しでも役立て
みなさんからの作品は投票日前
『Shall we 選挙▶10/22』は、Facebookページから発信します。
◉東京藝術大学の関係者であるなし、経験の有無に関わらず、どなたでも参加できます。
◉作品中に『Shall we 選挙?▶10/22』のコピー(文言)を必ず配置し、
ページのメッセージに添付の上投稿してください。
思わず選挙に行きたくなる作品をお待ちしています。
100% GO VOTE!
2017総選挙版
めざせ投票率100%アクション
有権者の年齢が18歳に引き下げられる事を受けて、一橋大学の小岩信治さんが作成・発信している、下宿大学生の皆さんに投票を呼びかけるためのチラシをダウンロードしていただけます。
「当研究室は、担当教員の講義を履修しているみなさんとゼミメンバーの 次回参議院選挙投票率100%を目指しています。」と見出しがついています。
作成:一橋大学 言語社会研究科 小岩 信治
後援:国立市選挙管理委員会
ダウンロードはこちらへ。
2017年7月30日
戦没学生の音楽作品よ、甦れ!楽譜に命を吹き込み今、奏でたい。
クラウドファンディングへのご協力ありがとうございました。
東京藝術大学演奏藝術センターでは、
東京藝術大学の創立130周年を記念するスペシャルプログラムとして、戦没学生の音楽作品を調査・発掘し、現代に実際の音としてよみがえらせるという新たなプロジェクトを立ち上げました。
志半ばで戦地へ行かざるを得なかった彼らの遺言ともいえる音楽作品を発掘・調査し、彼らのメッセージを広く発信するコンサートやパネル展示を開催するために、クラウドファンディングを通じて300万円を目標に皆様の想いのこもったご寄付を募ります。
ご支援してくださった方にはリターンとして、コンサートへのご招待やよみがえらせた音楽作品の音源データなどを用意しております。どうかご支援・応援をよろしくお願い致します。
このプロジェクトはAll or nothing形式です。
6月30日(金)午後11:00までに、3,000,000円以上集まった場合にのみ成立となります。
詳しくは、戦没学生の音楽作品よ、甦れ!楽譜に命を吹き込み今、奏でたい。
クラウドファンディングページまで。
Shall we 選挙?
“Shall we 選挙?”を合い言葉に、参議院選挙7月10日に向け、
有権者ひとりにひとつ与えられた1票の価値について、
皆さんと一緒に考え行動することを目的としたポスター展を開催しました。
募集は終了しました。207点もの素敵な作品のご応募ありがとうございました。
☞人気投票結果がわかる!FacebookページGALLERIE-roomA
☞7月2・3日に開催された-ウェブギャラリーを飛び出したポスター展-についてはこちら
☞150以上の「いいね!」を集めた人気作品をオリジナルサイズでダウンロードできます
作品ダウンロード のページへ
FacebookページアーカイブGALLERIE-roomA
150以上の「いいね!」を集めた人気作品をオリジナルサイズでダウンロードできます
作品ダウンロード のページへ
7月2・3日に開催された-ウェブギャラリーを飛び出したポスター展-についてはこちら
東京新聞 7月5日の朝刊に13点の作品が紹介されました。
Shall we 選挙?- ウェブギャラリーを飛び出したポスター展 -
7月3日の東京新聞 朝刊、社会面に掲載された紙面から。
2016年5月21日 藝大集会
昨年9月の強行採決から半年がたち、この春ついに安保法が施行されました。東京藝術大学の学生、教職員、卒業生の有志で構成する《自由と平和のための東京藝術大学有志の会》。いまこの国の立憲主義を取り戻すために、芸術・表現活動の自由を守るために、あの戦争で死んだ多くの芸術学徒たちの命の意味を問うために、日本国憲法が制定されて70年の今年、ここにささやかな集会を企画いたしました。(チラシより)
この催しはおかげさまで盛会のうちに終了いたしました。
沢山のご参加ありがとうございました。
憲法9条70年
画学生たちからの伝言
いま耳をすます
◇日時:2016年5月21日(土)17:30開場、18:00開演(終了予定20:30)
◇場所:東京藝術大学 上野キャンパス 音楽学部 第1ホール
(定員170名、入場無料、要・申し込み)
◇主催:自由と平和のための東京藝術大学有志の会
詳しくはトピック→画学生たちからの伝言へ